紙を守るために、ネットに取り組まなかったのか
一般的な新聞社のニュースサイトはこれまで、新聞記事の一部のみ抜粋して掲載したり、スクープ記事は新聞が配達される時間を待ってから掲載する——といった形で、紙の新聞の“領域”を侵さないよう配慮したものが多かった。
だが産経新聞は、紙とWebを切り分ける意識から脱し、Web時代の新しい報道機関の姿を模索していきたいという。「読者のニュースへの接し方が変わっている。もはや紙かネットかの択一ではない。ネット時代の報道機関としての使命を果たしていきたい」(住田社長)
「新聞没落」の記事以降、新聞とネットのあり方について、多くのニュースが飛び交っています。
産経も大きく出ました。「紙とwebの融合」とでも言うのでしょうか。どちらか一方ということではなく、ひとまとめにした戦略が、今後吉と出るか凶と出るか。
記者のWebに対する意識向上にも取り組んできた。産経新聞の発行部数は全国で約200万部だが、産経グループサイト全体の月間ユニークユーザーは約2000万人。「10倍の読者に向けて記事を書けると記者たちは燃えている」(産経デジタルの阿部雅美社長)
発想の転換ですね。
確かに、紙媒体で相手にする人数は限られていますが、ネットはユーザー数どころか全世界に発信ですからね。
そう考えれば、記者も当然やる気になるでしょう。
しかし、やはり気になるのは「採算性」なのでしょう。
所詮、記者達を養わなければなりません。
ただWeb事業からの収入は、産経新聞グループ全体の売り上げ(年間約2200億円)の「数%程度」(近藤取締役)といい、ビジネスモデルは発展途上。スクープ記事までネットに載せてしまうと、紙の新聞の販売が減るのでは——という懸念もある。
どんだけアフィリエイトで広告を貼付けても、記者たちを食べさせるほど儲けにはならないでしょうね。
不安を抱えながらの出航です。
不安のない出航なんて、無いんです。それより、記者たちがやる気になっているのなら、必ず活路は見いだせるのではないでしょうか。
サイトには、ユーザーの関心が高いニュースを「トピックス」として掲載し、関連サイトへのリンクや付加情報などを掲載。新聞社サイトでは1〜3カ月が平均という1記事の掲載期間は6カ月に延ばすほか、掲載期間を設けず半永久的に掲載する記事も一部あるという。
こういったサービスは、今までの新聞サイトには無い、非常に興味深いものがありますね。
いまやネット上には、「ニュース」と名前のつく糞のような記事が多いですからね。
2ちゃんねるの発言を適当に拾ってきて、「ネット上にはこのような意見が多い」などと書いて「ニュース」にしているようでは、信頼性に問題があるし、その程度の読者しか集められない。
記事やサービスの信頼性でネットユーザーを囲み込み、充実させていけば、ニュースサイトのポータルとなり、大きな収益にも繋がるかもしれない……。
「ネットの取り組みを制限しても、紙を守ることにはつながらない」は、名言。
今後の動きに、注目ですね。
●“コミケの力”をアニメにも——“権利者公認”2次創作の祭典
「『(アニメ作品を)絶対使っちゃだめ』と囲わず、ちょっと開放してみれば、そこから新しい才能やビジネスが発掘できるかもしれない」——動画協会事業委員会委員長で、手塚プロ著作権事業局の清水義裕局長は期待する。
なるほど、手塚プロは、新たなキャラクターを生み出すことができないでしょうから、こういった戦略を取ることができるのかもしれません。
それにしても、浦沢直樹の「PLUTO」は、この手のビジネス展開と言えるのでしょうかね?浦沢さんの手塚作品への情熱により実現したマンガだと思っていましたが。
巨大化するコミケの力を、大手企業も目をつけ始めた。これも今後に期待。
●コメント欄に見るブロガーの人間性
なるほど、ブログ記事ではなく、コメント欄でのやりとりで、その人の人間性が分かる……納得。
記事を書くことと、議論とでは別ですからね。問われる能力が。
ただ、ほとんどの場合が、コメントがつかないか、そもそもコメントはスルーされるか、どちらかだと思いますがね。めんどくさくてコメントさえ付けられないようにしているブログも多いです。……そうなると、ブログツールも、ただのページ作成ツールですけどね。
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